~ジーンズ企画工房とある一日~裁断風景お見せします♪

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ジーンズ企画工房はファクトリーブランドでもあるんです!

ショップでもあり、ファクトリーでもあるジーンズ企画工房は、
日々せっせせっせとパンツやウェアを作り上げております。

本日は、そんなジーンズ企画工房のファクトリー感あふれる風景をお届け♪

型紙が出来た後、縫製に入る前の作業となる「裁断」。
この「裁断」をしているところを撮影してみました(^^)

ジーパンを作る!パンツの裁断ってこんな感じ

今回お見せするのは「ジーパン1本分」の裁断作業。
使う道具は、

・生地(デニムの原反)
・方眼定規
・文鎮
・チャコ
・裁ちばさみ
・型紙

以上の6つです。
どんな手順で作業が進むのか…ゆるりとご覧ください♪

①生地を「わさ」にする

一番はじめにすることは、裁断する生地を「わさ」にすること。

「わさ」とは生地を二つ折りにすることで、
左右対称のパーツが必要になることが多い裁縫では、必須の作業となっております。
(本当は「わ」で使うところが多いかもしれませんが、ジーンズ企画工房では「わさ」って言ってますね。)

生地のミミとミミを重ねて、きっちり二つ折にしますよ。(「ミミ」=生地の端っこ)
ちなみにこの後、生地に直接線を引く作業があるので、内側に表がくるよう「わさ」にしています。

②型紙(パターン)を並べる

生地が「わさ」に出来たら、お次は型紙を並べましょう。

大きなパーツから小さなパーツの順に、
生地と型紙が平行になるよう方眼定規で確認しながら並べるのがポイント。

「無駄なく生地を使う!」「残布を少なくする!」という気持ちで、パズルのように並べます。

③型紙(パターン)を写す

パズルが完成したら、型紙を生地に写していきます。
型紙がズレないよう文鎮を置いてチャコで線をカキカキ。

この線に沿ってはさみを入れるので、作業は丁寧に!

④裁断する

いよいよ裁断!
「わさ」にした生地がズレないよう、慎重にカットしていきます。

気を付けていることは、
裁ちばさみを真っすぐ使うことと、生地を動かさないようにすること!

どちらも、生地がズレてしまって左右非対称のパーツが出来てしまうのを防ぐためのポイントです。

「生地を動かさない」という点では、極力自分自身が動いてはさみを入れていきます。
その為、たまに台の上に乗りあげてカットするというアクティブな裁断風景が発生するパターンも。

⑤完成!!!

そんなこんなで作業終了!
裁断し終わった生地(裁ち)は、縫子さんの手によって商品になっていきます。

以上とある一日の裁断風景でございました。

ファクトリーとして、日々こんな感じの作業をしているジーンズ企画工房。
本日も素敵な商品が皆さんに届きますよう頑張ります!

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