これって何?パンツにかかせない!ベルトループが出来るまで
皆さんは「ベルトループ」って聞いたことがありますか?
「ベルトループ」とは、パンツにベルトを通す時に使うウエスト回りについた輪っかのこと。(コチラ↓)
使ったことがないという人はほぼいないんじゃないか…というぐらい、皆さんにとっても身近なものですよね。
とっても小さい部品ですが、パンツにはかかせない存在、それが「ベルトループ」なんです。
今回は、そんなループのメイキングシーンをお届けいたします♪
完成スピードはパーツいち!?~ベルトループが出来るまで~
コチラ(↑)が縫われる前の生地をカットした状態のもの。
シンプルな形からお察しの通り、裁断はとっても簡単~。
そしてこの裁断の時点で
ループ作りの8割の作業は済んでいるという事実(笑)
ループは太さや糸の色を自由に変えることが出来るのですが、
この「太さを変える」ためのアイテムが冒頭の写真に写っている金具…
そう「ラッパ」でございます。(ジーンズ企画工房ではそう呼んでます…)
この「ラッパ」はループ専用のミシンに取り付けて使うもの。
ジーンズ企画工房ではオーダーメイドのご注文限定でループの太さをお選びいただくことが出来、
10~25mm幅・全部で6種類のラッパを常備しております。
では実際に縫ってみましょう↓
まずは専用のミシンに、ラッパを取り付けるところから。
ドライバーを使ってしっかりと固定するのがポイントです。
あとはこのラッパの幅に合わせて裁断した生地を入れていくと…
(入口が狭いので、最初の方だけピンセットで押し込んでいます)
スルスルスル~っと、完成したループが出てくるという!!!
どうですか!!!マジック(?)みたいでしょう!!!(笑)
初めてループを作った時、このアッという間にループが出来上がって出てくる様子に、驚いたもんなんですが…
皆さんはどうでしたか?
そんなに驚くようなものでもなかったですかね?(笑)
完成したベルトループがコレだ!
そんなこんなで完成したループがこちら。
生地を織り込んだ裏面もしっかり縫製されていますね~。
あとは製品に合わせた長さにカットして縫い付けると、
皆さんが普段見慣れたループの姿になるというわけでございます。
こんなに小さいパーツでも、オーダーメイドなら生地はもちろん、太さや糸の色だってお好みに出来ちゃうのが嬉しいですよね。
というわけで今回は、小さいけどもなかなか優秀なパーツ「ベルトループ」のメイキングシーンをお届けいたしました。
また面白い製作過程があれば、お届けしたいと思います♪
ではでは~。