国産ジーンズ、国産デニムといえば…?

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20190924-01

こんにちは。ジーンズ企画工房スタッフのTです。
今回は、デニムとは切っても切れない岡山県のお話を少しだけ。

お店にいると、たまーに…極たまーに
お客様から「これは児島ジーンズですか?」「岡山のデニムですか?」なんて聞かれることがあります。

うーん…半分正解!

ジーンズ企画工房の商品は
縫製や洗いに関してはほぼ100%地元である広島県府中市で行っております。
ただ生地に関しては、岡山県井原産のデニムを使うこともあるんですね。

なので答えとしては「岡山のデニムの広島のジーンズ」が正解でしょうか。ちょっとややこしい^^;

ちなみに、「デニム」は生地のこと。「ジーンズ」はデニム生地のパンツのことです。
私はたまにどっちがどっちだっけとゴチャゴチャになります。

ジーンズ・デニムの聖地と言われるわけ

何はともあれ、
広島でお店をだしていても「岡山の?」と聞かれるぐらい岡山県の児島や井原は、ジーンズ・デニムが本当に有名。

だって「ジーンズ・デニムの聖地」だから!

児島は1960年に日本で最初のジーンズを生産したことから「国産ジーンズ発祥の地」として有名ですし、
井原は、明治~大正時代で、国産デニムのルーツと言われる「裏白」という厚地織物作っていたとか。
(「裏白」とは表面が藍色、裏面が白色の生地らしいですが、これってまさにデニムじゃありませんか!)

さすが「ジーンズ・デニムの聖地」といわれるだけの歴史がある街です。

こだわりの国産生地を使って

そんな国産デニムのルーツと言われる生地を作りあげた井原には、
昔から続く多くの生地工場があり、それぞれが特徴ある生地作りをされています。

昔ながらのシャトル織機から作りだされるセルビッチ(赤耳)デニム、
複数の糸を編みこみながら立体感のある柄を表現するジャガード織り、
糸を使わず模様を浮き立たせるワラカット刺繍…などなど。

職人さんの技術と努力のおかげで、
ジーンズ企画工房も商品ごとに合ったこだわり生地を仕入れることが出来るんですよね。
本当にありがたいお話です。

 

以上、デニムがお好きな方ならほぼご存知であろう、小話中の小話でした^^

 

ちなみに今回はお伝えしきれませんでしたが、
デニムの一大産地としては広島県福山市の「カイハラ」も超有名です!
こちらもまた別の機会にお伝え出来れば!

ではでは。

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